神経痛の鍼灸治療とは

神経痛には坐骨神経痛など様々な症状がありますが、大きく分けると原因のはっきりしている症候性と原因不明な突発性の神経痛があります。
発作性の痛みが短時間に反復して起こる事が特徴的で、強い針で刺すような痛みや焼けつく様な痛みが関節を中心に全身に引き起こされています。

その中でも特にぎっくり腰や坐骨神経痛、椎間板ヘルニアには鍼灸治療によって改善される事が多いです。
坐骨神経痛は大腰筋の筋の圧迫や痙攣による収縮などが原因で引き起こされる事が多いため大腰筋に鍼を刺したり灸をすえる事により完治が期待できます。
ただ、逆に禁忌として妊娠によって胎児が坐骨神経を圧迫している際には流産の恐れがあるために絶対鍼治療はしないで下さい。妊娠の場合は出産が終われば原因が無くなるために自然に治るために必要性がありません。

ヘルニア患者さんには牽引を行い、併用して大腰筋に鍼を刺す事で完治する方が大勢いらっしゃいますので改善に期待は持てます。
数回を目安にして改善されてない状態には整形外科でMRIやCTでヘルニアの確定診断を行いレーザー治療やラブ法などのヘルニアの手術を行う必要があります。

この様に神経症状に対応する部位に鍼灸治療を行う事で改善される症状はたくさんありますので、痛みや不安のある際にはまず鍼治療を受けてみる事をお勧めします。

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