頻尿とは一般的に高齢になると発症すると思われがちですが、子供にも多くみられる病気です。
通常、1日に6~7回の排尿ですが、頻尿になると8回以上になります。
2時間に1度はトイレに行ったり、就寝中にトイレに行きたくて目を覚ます場合は、頻尿であることを疑いましょう。
頻尿には多くの種類があり、改善法も様々です。
過活動膀胱に有効な改善法が、膀胱訓練を行うことです。
尿意を感じても、少しずつ排尿するまでの時間を長くする訓練方法です。
時間を長くするといっても、はじめから極端に長くする必要はありません。
5~10分程度を目安に、1日2~3回から始めるようにします。この訓練の積み重ねで、尿をためる量が増えていき、改善につながります。
近年、水分を取ることで血液がサラサラになるなどと言われていますが、頻尿の改善には逆効果です。
しかし、症状を改善するために、水分をあまりにも取らなさすぎることも良くありません。
適量適度が大切なのです。
また、コーヒーやお茶の過剰摂取は、利尿作用や覚せい作用が出すぎるため、やめたほうが良いでしょう。
全く飲まずに、ストレスをためては悪循環ですので、どうしても飲みたいときは、適度に飲むようにしましょう。
身体を冷やさないことも、改善法です。膀胱炎になりやすい人は、特に冷えには注意が必要です。
自分にあった改善法をみつけ、快適な生活を送りましょう。